男女平等に関して耳を傾けるのに疲れた話

初めまして。

本当は匿名でブログを書くつもりなんてなかったのですが、ちょっとどこかに吐き出したかったので書き出します。

 

私は23歳男性ですが、身の回りの私の手が届く範囲ではそれほど深刻な男女差別って無いのかなって思っています。

今回は男女差別について、周りの友人とそういった話をする機会もなくTwitterで呟いても浮いてしまう気がしてわざわざはてなブログに登録しました。

 

さて、本題です。

身の回りで男女差別がないように思う、とは言いましたが、それは私が一般的には差別する側の男性であるが故に感じ取れていないだけかもしれません。

実際には身の回りで男女差別は起こっているかもしれないし、あるいは私も無意識に男女差別を行なっているかもしれないと考えています。

 

だからちゃんと男女平等を訴える女性の意見を聞こうと思ったのですが、周りの知人はそういう空気感ではありません。

なので、Twitterジェンダーに関する記事を読んだり、それについての引用リツイートなんかを眺めて、思考が偏らないように努めてきました。

 

ただ最近それに疲れました。

 

きっかけは現代ビジネスにより書かれた『すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」』

という記事です。

 

正直、「被害者ヅラする男たち」って書き方でまずモヤっとしました。「すべて妻の責任」というのであればデカい主語を使うにしても夫が正しいのではないのでしょうか。それを男にまで広げるの違うよなって。これ男女が逆だったら絶対大炎上してるじゃないですか。

しかし、差別される側の女性というのは、話題になった「弁えてる」発言などで都度こういう感情になっているのかな、と思い先ずは記事を全文読んでみました。

 

要約すると

DV加害者の男性は実は被害者意識があり、それは男らしさという正しさが背景にある。故に、男らしさの見つめ直しが必要である

みたいな内容でした。

気になる人は本文読んでください。私はかなりモヤったので悪意のある要約になっている可能性が大です。

 

で、全文読んだ感想ですがDV加害者の話から全男性に主語が飛躍したなと思いました。

私は生まれてこの方女性に限らず人を殴ったことすらないのに、なんでここまで言われなきゃならないんだろう、悪いのはDV加害者であって男でも女でもないですよね。

別にこの記事だけじゃありません。今までにも男性蔑視と思える記事も発言もたくさん見てきました。それがたまたま今日この記事を読んだ時に私のキャパを超えてもう疲れたなとなりました。

 

そりゃあ社会や制度として男女差別があるのは分かります。その要因は無自覚であったり時間による価値観の変化であったり様々ですがざっくり言って男が悪いのかもしれません。

でも私がそんなに悪いことしたのかなって、男ってだけでここまで言われなきゃいけないのかなって。きっとこれは女性も感じている感情なんでしょうね。

でももう疲れてしまったので休ませてください。

 

私は私の周りで男とか女とか関係なく、1人の人間として他人を尊重しながらこれからも生きていきます。

それが私に出来る精一杯です。